ご冥福をお祈りいたします。

TVでゲゲゲの女房が紹介されると、大概宮藤官九郎さんと今話題の吹石一恵さんの映画版です。

でも自分はNHK朝の連続テレビ小説版が好きです。

松下奈緒さんと向井理さんがとても良い味を出していました。

一番のシーンは水木さんの漫画が売れ、収入が入るといままで生活に困窮しお金を借りていた質屋の質札を握り締め、質屋へ。
「夏に買ってたテレビ、あれ質入れに来たんでしょ」という質屋の主人。
まっすぐ主人を見ながら窓口にいままでの質札をすべて並べる。
泣きそうになるのをこらえながら、「今までの質草、ぜんぶ出してください！」叫び質草を買い戻すシーンは思わず目頭が熱くなりました。

放送から少しして、旅行に行ける機会がありましたので、目指したのは鳥取。
境港の水木しげるロードに武良布枝さんのご実家。

ドラマゲゲゲの女房のシーンを思い出しながら回った旅行中、妖怪検定を受けた友人に送った鬼太郎木ハガキは大変に喜んでくれたみたいでした。

子供の頃は悪魔くんにゲゲゲの鬼太郎で楽しませてくれましたし、大人になってからは「僕の一生はゲゲゲの楽園だ」「水木サンの幸福論」で様々なことに気づかせてくれました。

水木さん、本当にお疲れ様でした。
ゆっくりおやすみください。